【iPhone】iCloudの容量不足状態は危険!?容量を増やす方法とは

【iPhone】iCloudの容量不足状態は危険!?容量を増やす方法とは

iPhoneを使っている方は「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージを目にしたことがあるのではないでしょうか?

「このメッセージ、そのまま放っておいていいの?」

「そもそもiCloudって何?」

同時にこのように思った方も多いでしょう。

そこで今回は、iCloudとは何か、ストレージ不足のままで問題ないのか、ストレージを増やす方法とは何かをご紹介していきます!

iCloudとは?

iCloudとはApple製品を買うと無料でついてくるオンラインストレージのことです。
「iCloud」とはiPhoneやMacなど、Apple製品を買うと無料でついてくるオンラインストレージのことです。

iCloudにはアカウントがあり、Apple製品を購入する際に登録しているはずです。

デバイス内の写真などデータを自動でバックアップしてくれ、ネット上に保存してくれます。
ネット上で保存しているため、iCloudアカウントを使ってiPhone内のデータをPCや別のiPhoneからでも見る事ができて大変便利です。
また、うっかりiPhoneが故障してしまったり、紛失してしまった場合にも自動保存されたデータは復元することができます。

無料でついてくるのは5Gまでになっています。

5Gの容量は大体写真なら約1500枚、音楽なら約1000曲くらいです。多いように感じるかもしれませんが、いろんなアプリなどをインストールしていたら意外とあっという間に5Gいってしまいます。

ではあとどの位容量が残っているのか実際に確認してみましょう。

ストレージ残容量の確認方法

「設定」アプリを開く→「ユーザー名」(上部にあります)をタップ→「iCloud」をタップすると今どのくらい容量を使っているのかが確認できます。

5Gがいっぱいになると「iCloudストレージがいっぱいです」と表示され、ストレージのアップグレードを推奨されます。

そこで迷うのが、お金を払ってまでアップグレードすべきか、そのまま放っておくか・・・それとも他に容量を増やす方法はないか?ということです。

「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージは無視していいの?

無料の容量5Gがいっぱいになると「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージが表示されますが、これは「もうこれ以上保存もバックアップもできません」という忠告です。
具体的には

■iPhoneのバックアップができなくなる
iCloudはデータほ保存するだけではなく、iPhone自体のバックアップ先としても利用できますが、容量がいっぱいになると、当然バックアップも出来なくなってしまいます。

■データが保存できないため、共有もできない
これ以上データを保存できないため、複数のデバイスでの共有もできなくなります。

■データが無くなる可能性がある
容量が足りないまま180日間以上バックアップされなかったら、iCloud内に保存されていたデータが削除される場合があります。

■iCloudメールが使えなくなる
iCloudでは無料で「@icloud.com」のEメールアカウントが使えます。このiCloudメールを利用している人は、ストレージ容量に空きがでるまで送受信ができなくなります。

以上のように、iCloud容量不足になると不便なこともたくさんあります。

大切なデータを守るためにも容量を増やして便利なiCloudを使っていきたいところです。
iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージは無視できなさそうですね。

iCloudの容量を増やす方法

iCloudの容量を増やす方法

古いバックアップを削除する

既存のバックアップをストレージから削除して、容量に空きを作りましょう。

バックアップを削除

今は必要ではないデータもバックアップしてとったままでいる場合があります。
そのようなデータは削除して整理してしまいましょう。

  1. 「設定」アプリ→「ユーザー名」→「iCloud」→「ストレージ管理」→「バックアップ」に進みます
  2. デバイスの名前を選択します(iPhone、iPadまたはiPod touchの名前を選択)
  3. 「バックアップを削除」→「オフにして削除」を選択します

バックアップ・保存するデータを選定する

ほとんどのアプリは自動的にiCloudにバックアップされてしまいますが、実際はバックアップする必要のないアプリもあるでしょう。
バックアップが必要なアプリを選定しましょう。

バックアップするアプリの選定

バックアップしておきたいアプリを選びましょう。

  1. 「設定」アプリ→「ユーザー名」→「iCloud」→「ストレージ管理」→「バックアップ」に進みます
  2. デバイスの名前を選択します(iPhone、iPadまたはiPod touchの名前を選択)
  3. 「バックアップするデータを選択」で、バックアップする必要のないアプリはオフにしてください
  4. 「オフにして削除」を選択します

同期したデータを削除する

iCloudフォトライブラリを有効にしている場合、ライブラリ内の不要な写真やビデオを削除することができます。
※iCloudフォトライブラリを有効にする方法
「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」→「写真」→「iCloudフォトライブラリ」をオンにします。

iCloudフォトライブラリ内のデータ削除

全てをiCloudに保存してしまうとすぐに容量がいっぱいになります。
保存すべきかどうか、写真の整理をしましょう。

  1. 写真アプリを開き「写真」をタップします
  2. 「選択」をタップし、削除する写真とビデオを選択します
  3. 「ゴミ箱マーク」をタップして、「[アイテム]を削除」をタップします

削除したデータは、デバイスの「最近削除した項目」アルバムに30日間保管されます。期間が経過するとiCloudフォトライブラリが設定されたすべてのデバイスからデータが完全に削除されるようになっています。
30日経過する前ならば、間違って削除してしまったデータを復元することもできます。

ストレージをアップグレード(購入)する

iCloudは5Gまで無料ですが、足りなくなた場合は有料で容量を増やすことができます。

  • 50G:月々130円
  • 200G:月々400円
  • 1TB:月々1300円
  • 2TB:月々2500円

で購入できます。

アップグレード

費用はかかりますが容量が増えるだけなので、データの整理や設定をする手間もなく簡単です。

  1. 「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」→「ストレージを管理」→「ストレージプランを変更」に進みます
  2. プランを選択し「購入する」をタップしたら、Apple IDのパスワードを入力して購入します