ずっとスマホを扱っているとスマホが熱くなりますよね。
特に充電をしながら重たいゲームを行っているともう熱くて持ちたくなくなるほど。
実は内部では50~60度以上になっているようです!
これはスマホにとってかなり危険な状態であり、早急に冷やしてあげる必要があります。
そこで今回は、スマホの発熱による影響とその解消法としての冷却方法をご紹介します!
スマホが熱くなる原因
原因がわかれば解決策がみえてくる!ということで、まずはスマホが熱くなる原因を探っていきます。
CPUへの強い負担をかける
YouTubeでずっと動画をみていたり、重たいゲーム(例えば3Dゲームなど)をずっとしているとCPUに大きな負担がかかります。
また、たくさんのアプリを同時に開いているときも、知らず内にバックグラウンドで起動しているアプリがあります。そんな時もCPUに負担がかかって熱くなってしまうのです。
充電しながら操作する
ほぼ毎日している充電そのものがバッテリーに負担をかけています。充電しているだけでもちょっと端末が温かくなることはありませんか?
さらに、充電しながらアプリを開いたり、ゲームをしているともうアッツアツになってしまうことがあります。
放電と充電を繰り返すことでバッテリーに重たい負担をかけてしまっているのです。
長時間の連続利用
長時間連続してスマホをあつかっていると熱くなります。
お仕事などでパソコンをずっと扱っている方も多いと思いますが、パソコンにはファンなどの冷却装置がついているので熱が放出されるようになっているのです。
しかし、スマホには冷却装置がないので長時間使っていると熱がこもってしまいます。
発熱におけるスマホへの悪影響
♦バッテリーが劣化する
スマホのバッテリーには熱に弱いリチウムイオン電池が使われています。スマホのバッテリーが劣化すると充電が無くなりやすくなったり、スマホ自体の寿命が短くなります。
♦熱暴走を起こす
熱によってフリーズしてしまったり、勝手に再起動を繰り返したりすることを「熱暴走」と呼ばれています。
こんな現象が起こってしまえば故障してしまったかと不安になります。
♦電子部品不具合による故障
スマホにはたくさんの部品が組み込まれていますが、なかでも特に熱に弱い部品もあります。そんな部品が熱でやられてしまうと、スマホ本体が故障する原因になります。
♦発火や破裂するなどの事故を起こす
これは最悪の場合ではありますが、冷却せずにどんどん熱が上がっていくと発火したり、バッテリーが破裂してしまうなどの事故を起こす可能性があります。
発熱したスマホを冷ます方法
負担になっているアプリやブラウザを閉じる
CPUの負担になっているアプリやブラウザを閉じましょう。また、閉じたつもりでいたアプリがバックグラウンドで起動している場合があるので、バックグラウンドの方でも開いているアプリを閉じましょう。
充電を止める
充電中に熱くなった場合は一旦充電を止めて、熱が取れてから再開するようにしましょう。
スマホケースをはずす
スマホケースをつけていると放熱しにくいのでケースをつけている場合はずしましょう。
電源を切る
アプリもブラウザもGPSも、電源を切って働いているものは全てオフにしてしまいましょう。
空冷する
扇風機やうちわなどで、風を送り空気で冷やします。できればスノコや網などの上に載せて下からも放熱できる状態にしておきましょう。
放熱・冷却シートを使う
スマホ専用の放熱シート、冷却シートが販売されています。パソコンなどにも使えるので、持っておくと便利です。
直接端末にシートを張るので、はがした直後に多少ベタつく感じが残るのがちょっと気持ち悪いです。
発熱したスマホを冷ます方法はいくつかありますが、手軽に冷やせるからとやりがちなのが「保冷剤を使って冷やす」ということです。
確かに保冷剤をくっつけるとすぐに温度が下がるため効果的なように感じますが、反対に急激な温度変更は結露を生み出します。
スマホ本体に限らず内部でも結露しやすく水滴ができてしまうのです。
防水のスマホでも内部に結露が起きてしまうとショートしたり、逆に更に発熱する可能性もあります。
保冷剤とくに凍った保冷剤の使用は避けたいところですね。
また、あまりやらないと思いますが冷蔵庫や冷凍庫にいれるのもNGです。